カトレホンのサポートグループの美しい歌声(2017.11.02)

 ヨハネスブルグの南東側にカトレホンという地区があります。



 日本語でカトレホンとググると、今年始めに、巨大ネズミが赤ちゃんを食い殺したという物騒な事件が引っかかってきます。それだけ聞くと物騒ですね。

巨大ネズミが生後3か月の女児を食い殺す(南ア)

↑↑写真のネズミがすごいでかいので、注意して開けてくださいね

 近隣のトコザやフォスルーラスと合わせると、ハウテン州内ではソウェトに次ぐ規模のタウンシップ(旧黒人居住区)になります。

 ウィキによれば、もともと飛行場があったとか。「パイロット」なんていう名前の鉄道駅があるのも、その名残かもしれません。

 この地区で、今年度から、レメロス自立生活センターが、地元の障害者団体「ヴェザバントゥ」の協力をいただきながら、サポートグループを実施しています。

2017.8.24 カトレホン地区でピア・カウンセリング・ワークショップ

 この日は一足早く、今年最後の集まりとなりました。最後、ということで、サポートグループのプログラムは行わずに、地元団体「ヴェザバントゥ」の活動を振り返ったり、今年1年をひとりひとり振り返ったりしました。

 ヴェザバントゥの集まりは、いつもみんなで賛美歌を歌い、祈りを捧げてからプログラムが始まります。この日は、レメロスのピア・カウンセラー、モニカの介助者がリードしていました。うまいんですよね。




 最後の歌は、みんなで手を繋いで歌います。私も手を繋いだのでビデオが撮れませんでした……

 ヴェザバントゥでは、今年は、サポートグループをはじめ、HIV/AIDSに関するワークショップ、視覚障害者団体のセミナーなど、さまざまな活動に取り組みました。中でも、サポートグループやピア・カウンセリングは、「自分の肩にのしかかっていた重荷がすっと取れるような、全く新しい経験だった」と多くの方から、高い評価をいただきました。

 ヴェザバントゥは、行政の補助金を得ないで運営しています。みんな手弁当です。リーダーのアブラムさんは、補助金がないのは苦しいけれど、自分たちの手で団体を動かしていることに誇りを感じてもいるようです。

中央がアブラムさん 
右から2人目がレメロスのモニカ・レセテディ


この国では、お昼ごはんといえば、すぐに「予算はないの?」ですが、この団体では、いつも自分たちで出し合います。この日も、1人40ランド(320円ぐらい)を出し合って、肉を焼いたりしました。

 食べ物をきちんと出す、というのが栄養的にも文化的にも必要なのは分かるのですが、それをいつも「予算を出せ、予算」と言われるのに食傷気味の私には、彼らの活動はとても新鮮なものに映ります。私もささやかですが、メイズ・ミル(とうもろこし粉)やコーラなどをカンパしました。

 ヴェザバントゥは、将来自立生活センターに衣替えしたいという希望を持っています。すでに地域の障害者を多く掘り起こしている団体なので、今後は人材育成など、着実に進めていってほしいと思います。

抜けるような青空に、飛行機雲が美しい日でした

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