セボケン地区、エヴァートン地区でもサポートグループの準備 (2017.09.15)

 2016年に、JICA課題別研修「アフリカ地域 障害者の自立とメインストリーミング」に参加して、日本とタイにやってきた、ピート・モフォケンは、自分の住むセボケン地区で自立生活センターを作っていきたいという計画を作って南アに帰国しました。

この日のピート・モフォケンは、
タイで買った帽子をかぶっていました

 それから1年余り、少しずつですが準備が進んできています。

 もともと、ピート・モフォケンがグループホーム(こちらのグループホームはSelf Help Centreと呼ばれていて、障害者自身が自主管理・運営をしています。行政上はAssisted Living Facilityと呼ばれています)に住んでいたこともあり、主に、グループホームから出発した自立生活センター「レメロス」から技術的な支援を受けています。また、セボケン地区などの障害者に食料を提供するなど、この地域をカバーしているグループホーム「シャングリラ」も、障害者がどこにいるかといった情報やリフト車両を提供するなどの支援をしています。


この日の家庭訪問は、シャングリラによる食料配布と併せて行われました
シャングリラのスロープ車に積まれた野菜などの食料

 ピート・モフォケン自身は、レメロスが行っているサポートグループやピア・カウンセリング・ワークショップなどに参加して、今後自分がやっていくべき活動を学んでいるところです。

 この日は、延び延びになっていた家庭訪問でした。最初のサポートグループに参加してくれそうな候補者の家を3か所選んで、急ぎ足で回ってきました。

一軒目の家庭訪問は、口に絵筆を持って絵を描く頸損の方(中央)。
左は、シャングリラで地域へのアウトリーチを担当するジェームズさん

 3か所目の家は、エヴァートン地区にある障害者向け再開発(RDP)住宅が固まっている地域の一角にありました。そこの方は定期的に家の敷地を開放して、障害者の寄り合いを作っています。この日も、大勢の障害者が周囲から集まっていました。

障害者向けRDP住宅。少し大きめに作られているのと、
家の前にスロープが少し伸びているのが特徴
どの障害でも同じデザインの家になっていることや、
障害者向けRDP住宅ばかりを集める街づくりのあり方など批判も多い
この女性の家が地域の障害者の寄り合い場となっていました
周囲から大勢の障害者や家族が詰めかけました
この地域の教会の牧師さんも年老いた障害者の方で、彼の教会で今後サポートグループを実施することになっています。最初は、レメロスのピア・カウンセラーのモニカがサポートグループのリーダーを務めて、徐々にピート・モフォケンに引き継いでいくことになります。

中央が牧師の方

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