宮本の自宅で自立生活プログラムをやってみた(2017.09.05)

 なかなか3人(Bさん、ピア・カウンセラー、スリポーン)の予定が合わなくて、延び延びになっていたBさんの自立生活プログラム(ILP)を行うことができました。

 ご本人のご希望や、ピア・カウンセラーの意見もあり、クッキングができるところ、かつ、誰も他にいない、話に集中しやすい静かな環境、という場所で行うことになったのですが、そんな場所は残念ながらソウェト自立生活センターにはありません。
 
 また、ピア・カウンセラーからも、Bさんご本人からも、スリポーンに自立生活プログラムに入って手伝ってほしいとの依頼も。

 ならば、ということで、我が家を使うことになったのですが、部屋が汚いとか、子どものおもちゃが散乱しているとか、いろいろとクリアをせねばならぬことが多くて、なかなか大変でした。実は、私は送迎担当なので、その辺はあまり大変ではなかったのですが。

 当日は、朝、娘を車で保育園に送っていった後、ソウェトまで2人を迎えに行きました。まだ、日本からのリフト車両が届いていないので、この4年間、ここぞ、というときは私が自分の車で送迎していますが、大抵はソウェトの中。この日みたいなことはあまりありません。

 2人を拾って、家についたのは2時間後。自立生活プログラムでは、話がやたら色んな人に聞こえてしまう環境は望ましくないので、私は近所のカフェに行って、ノマド的にお仕事です。飲み放題のコーヒーとハンバーガーを頼み、Wifiに繋いで、久しぶりに気持ちよく仕事できました。

 終わったとの連絡があり、娘を保育園に迎えに行って家に戻ると、楽しそうな3人と、大量のカップケーキが。ケーキをつまんで、2人をソウェトに送りました。

なぜか、宮本が作るカップケーキよりも美味しかったです

車いすの高さからだと、シンクがちょっと遠いですね

 3人ともとても充実した表情で、やってよかった、色々と話ができた、またやりたいと言っていました。よかったですが、また家をキレイにせねばいけないようです。
ILP終了後、Bさんを囲んで
(ご本人の許可を得て掲載しています)

 送り届けて家に戻ると、夜もとっぷりと暮れていて、残りのカップケーキは近所の子どもたちにほとんど食べられてしまっていました。

コメント

このブログの人気の投稿

日本と南アフリカの面積を比べてみた

南アフリカに中古車を輸出する6つのステップ(3)

ヨハネスのタイ寺院のバリアフリー化と私たち